【初心者用】南芦屋浜でチヌを釣る方法
- 2021.06.07
- 釣り

👉こんな人におすすめの記事
・南芦屋浜で初めて釣りをする人
・チヌのフカセ釣りを始めようと思っている人
・芦屋浜でチヌのフカセ釣りで釣れたことがない人
南芦屋浜は関西でも有名な釣りスポットです。そんな芦屋浜では、年間を通してチヌ(黒鯛)を狙うことができます。
本記事では、そんな芦屋浜でのチヌ(黒鯛)のフカセ釣り(ウキ釣り)での釣り方をご紹介します。基本的なフカセ釣りですので、初心者向けの記事です。経験者の方には釈迦に説法かと思います。
南芦屋浜でチヌフカセ釣りのポイント

南芦屋浜には大きく5つのポイントがあります。「東側石畳」「東側護岸」「ベランダ」「西側石畳」「北側水道」の5つです。基本的にはチヌはどこでも狙うことができます。フィッシングマックスさんの釣果情報や天候、潮を確認して選びます。私の場合は、特にこだわりがなく比較的人の少ない北側や東側で釣ることが多いです。
南芦屋浜の釣り場や駐車場の情報については、下記の記事でご確認ください。
準備するもの
チヌのフカセ釣りでは、ルアー釣り等に比べて、準備するものやエサが必要になります。つまり、その分お金が掛かってしまいます。釣り場に行って足りないものに気づくことや、間違って購入することのないように、事前にしっかりと調べましょう。
初心者の方には、釣り具やさんで商品を見たり、店員さんに聞いたりしながら購入することをおすすめしますが、最近ではネットでも購入することができますので、釣り具屋さんに行く時間のない方は、以下の情報を参考にネットで購入してみてはいかがでしょうか。
なお、南芦屋浜の最寄りの釣り具屋さんは、フィッシングマックス芦屋店さんです。
道具
チヌのフカセ釣りでは、竿、リール、エサ、ハサミ等の基本的な釣り具以外にも必要なものがあります。
バッカン
撒き餌を混ぜるのに必須です。手洗い用の物も含めて複数あると便利でしょう。
柄杓
撒き餌をポイントに投げるのに必要です。長さや固さなど色々な種類があります。
網
大きなチヌが釣れた時のために網も用意しておきましょう。
刺し餌
南芦屋浜でチヌのフカセ釣りをする時のエサは、オキアミとコーンを準備しておいてください。基本的にはオキアミで始めて、食いが悪かったり、エサ取りに取られてしまうようなときはコーンで対応してみてください。オキアミとコーンを一緒に刺す方もいらっしゃるようです。
撒き餌
フカセ釣りは、撒き餌で魚を集めて、撒き餌と刺し餌を同調させて食わせる釣りです。撒き餌には、集魚剤とオキアミを使います。集魚剤も米ぬか等からオリジナルの配合で作られる方もいますが、初心者の方には市販のものがおすすめです。
仕掛け
フカセ釣り、いわゆるウキ釣りの仕掛けです。手順が多く複雑に思えますが、ウキが沈む仕組みを理解するとわかりやすいと思います。
フカセ釣り用の竿とリールを持っていない方は、フィッシングマックスさんで、磯竿とスピニングリールがセットになった「フカセ釣りセット」を購入されるといいと思います。
フカセ釣りの基本的な仕組みとしては、針に餌をつけて海に入れますが、それだと沈みにくいので、オモリをつけて海に入れます。しかし、底についたままだとアタリがわかりにくかったり、魚の食いが悪いので、仕掛けにウキをつけて少し仕掛けを浮かせます。サカナが食ったらウキが沈むように、シモリ玉とウキ止めをつけます。
仕掛けを作る手順は以下のとおりです。
1.道糸を竿のガイドに通す
2.道糸にウキ止めをつける(道糸の先から2ヒロ程度に調整しておく)
3.シモリ玉に道糸を通す
4.スイベルのスナップのない方に道糸を通す
5.スイベルのスナップに棒ウキをつける
6.からまん棒に道糸を通して固定する
7.おもりに道糸を通す
8.道糸をサルカンに結ぶ
9.サルカンの反対側にハリスを結ぶ
ウキ止め
道糸に固定したウキ止めが、シモリ玉に引っ掛かることによって、ウキに負荷が掛かりウキが沈みます。初心者の方には糸タイプのウキ止めがおすすめです。糸を通して、両端の余った部分を引っ張ると締まって固定することができます。ウキ止めをつまんで移動させることでタナを自由に変更することができます。
シモリ玉
魚が餌を食うと、シモリ玉がスイベルに引っ掛かってウキが沈みます。
スイベル(スナップ付き)
スナップ側にウキを固定して。もう一方に道糸を通します。魚が引っ張れば、ウキ止めに引っ張られたシモリ玉が、スナップに引っ掛かりウキが沈む構造です。
棒ウキ
フカセ釣りの主役です。これが一気に沈めばテンション上がります。南芦屋浜では1号から2号程度の棒ウキで対応できます。
からまん棒
名前通り、仕掛けが絡むのを防ぎます。また、ウキのロスト防止にも役立ちます。
中通しおもり
中通しおもりは、前後にクッションのついてタイプで、必ずウキと同じ号数のものを選んでください。
サルカン
道糸とハリスをつなぐジョイント部分です。2号程度のものを選びましょう。
ハリス
ハリスはチヌ針で1.5号から2号程度のものを選びましょう。針も同様のものでかまいません。
なお、これらの仕掛けが最初からセットされたものも買うことができますので、初心者の方にはこのようなセットもおすすめです
釣り方
撒き餌を作る
集魚剤、オキアミ、海水を混ぜます。海水を入れすぎるとシャバシャバになって、まとまって撒き餌を投げることが出来ないので、海水は徐々に足していきます。特に冬場は冷凍のオキアミの場合溶けるのに時間がかかります。あらかじめ解凍されたものを直前に購入することをおすすめします。
底までのタナを測る
エサをつけて釣りを始める前に、自分が釣りをするポイントのタナを測ります。針に5号程度のおもりをつけて、ポイントに投げます。「ウキが沈めば針は底まで届いていない」「ウキが倒れれば針は底についている」「ウキがぎりぎり立っていると針は底ぴったり」となります。南芦屋浜では底ちょうどで釣れることが多いので、ウキがぎりぎり立つところにウキ止めを調整します。ウキが倒れれば、ウキが沈めばウキ止めをリール側に移動させ、ウキが倒れれば、ウキ側に移動させます。
潮の満ち引きにもよりますが、南芦屋浜では3ヒロから5ヒロ程度のところが多いです。
撒き餌を撒く
一刻も早く仕掛けを投入したいところですが、チヌのフカセ釣りはまず魚を集めるところからです。仕掛けを投入するポイントに撒き餌を柄杓で撒きます。チヌが寄ってくる事を念じながら撒いてください。大体3投から4投くらいしておくといいでしょう。このとき、潮の流れなんかも見ておくといいと思います。
エサをつけて仕掛け投入
オキアミは、尻尾のお腹側から、針の形に沿ってU字になるように刺します。コーンは針に2つか3つ連ねて刺します。ここまで来てようやく釣り開始です。仕掛けをポイントに投げます。南芦屋浜では、だいたい岸から竿2~3本(10~15メートル程)のところが駆け上がりになっていますので、そのあたりに投げます。そして、仕掛けを投げたら、すぐに撒き餌を2投ほどウキの近くに撒きます。刺し餌と撒き餌が同調するようにします。
仕掛けを投入したら、撒き餌をウキ付近に2投ほど撒きます。そして、刺し餌と撒き餌を同調させながら潮にのせます。しばらく流してアタリがなければ仕掛けを回収して、刺し餌を交換してまた仕掛けを投入します。これを繰り返します。
釣れない
釣れないときは「魚が寄っていない」「タナがあっていない」基本的にはこのどちらかです。
まずは根気強く撒き餌をまいて、魚を集めてください。表層付近にボラが集まってくる事もあります。ボラが表層にいると底にはチヌがいるとも言われますので、とにかく魚を集めることを意識してください。
それでも釣れない場合は、タナが合っていないかもしれません。しっかりと底付近に餌が届いてるかを確認してください。それでも食ってこない場合には、タナを浅くしてみてください。
エサ取りがいる
南芦屋浜で多いエサ取りは小サバ、フグ等です。これらの魚が釣れたり、エサを取られる場合には、エサをコーンにしてみましょう。また、サバは浅いところにいる事が多いので、しっかりと底をとれているかタナを確認しましょう。
ウキが沈んだ
ウキが沈んだら「合わせ」をします。ウキが沈んだということは、魚がエサを咥えるか飲み込んで移動している証拠です。しっかりと魚の口に針を掛けるために竿先を上にあげて「合わせ」てください。
ウキが沈む場合に根が掛かりや障害物に針が掛かっている可能性もありますので、その場合は慌てず針が外れるように違う角度に引っ張ってみたりしてみましょう。
ファイト
魚が針にかかったら、いよいよ戦いです。チヌの場合はゴンゴンと竿を水面に叩くような引きをすることが多いです。アジやサバは横に走るような引きをすることが多いです。ラインが切れないように適度なテンションを保ちつつ、魚をこちら側に引き寄せ、最後は網でキャッチしましょう。
最後に
本記事では、南芦屋浜でのチヌをつる方法をご紹介しました。基本的なフカセ釣りですが、やはり簡単には釣れません。その日の天候や潮の流れによっても違いますし、ポイントによっても釣果は変わります。しかし、そんな中で釣りあげた1匹は格別のものがあります。アクセスもよく、足場もよい南芦屋浜でチヌ釣りに挑戦してみてはいかがでしょうか。
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