湯原温泉砂湯で露天風呂を満喫(口コミ)

湯原温泉砂湯で露天風呂を満喫(口コミ)

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・温泉でゆっくりしたい
岡山方面での旅行を検討している
川から湧いている温泉に入ってみたい

 岡山県真庭市にある湯原温泉の「砂湯」に行ってきました。「砂湯」は川底から湧き出る温泉でできた天然の露天風呂です。大自然の中でゆっくりと温泉に入ることができて、日々の疲れを癒すことができました。
 ※砂湯は公衆の混浴施設です。抵抗がある方については、記事の最後にご紹介している近くの露天風呂温泉施設のご利用等をおすすめします。

湯原温泉

湯原温泉

 湯原温泉は岡山県真庭市にある温泉街です。「湯原温泉」「下湯原温泉」「足温泉」「真賀温泉」「郷緑温泉」の5つを合わせて、湯原温泉郷と呼ばれます。旭川沿いに温泉街が広がっており、温泉宿や日帰り温泉施設、お土産屋さん、食堂等が並んでいます。
 他にも、天然記念物のオオサンショウウオが見れる「はんざきセンター」や自然の「ます釣り場」等の友人やファミリーと訪れることができる施設もあります。

街並み

湯原温泉

 私が通ったときは営業していませんでしたが、温泉街は思わず写真を撮ってしまうようなレトロな雰囲気が残っています。射的やゲームを久しぶりにしてみたくなりました。

油屋

 湯原温泉には、千と千尋の神隠しの舞台のモデルにもなったといわれる「油屋」さんがあります。こちらの食湯館では宿泊だけでなく、日帰りの入浴と食事もできます。

泉質

湯原温泉

湯原温泉の泉質と特徴は以下のとおりです。

「地球にも人にもやさしい温泉」
低張性アルカリ性高温泉新分類法ではアルカリ性単純泉)。Ph(ペーハー)9以上と強いアルカリ性の温泉で、メタケイ酸も多く含まれ美肌効果が高いと言われています。低張性とは皮膚にしみ混みやすい性質をもっているため、身体が芯から温まり肌がふっくらとやわらかくなるのも特徴です。特徴的なのは泉源が全て自噴泉である、ということ。近隣の伯耆大山や蒜山火山のマグマが熱源となっていると推定されています。

真庭観光局公式サイトより

 私も実際に砂湯に入ってみましたが、しばらく入っていると肌がつるつるになってきました。一緒に入っていた2歳の子供は特に顕著で、すべすべになっていました。また、4月だったので比較的肌寒かったのですが、温泉から出てもしばらく体がポカポカして、心地よく過ごせました。

露天風呂番付西の横綱

湯原温泉

 湯原温泉は昭和55年に野口冬人によって露天風呂番付で西の横綱とされています。川の中にある温泉で住民に親しまれながら、無料で開放されていることが評価されたそうです。露天風呂にこのような番付があることは知りませんでしたが、実際に温泉に入ってみて納得でした。素晴らしい環境を守り続けていただいている地元の方々に感謝ですね。

砂湯

※他に人がいないことを確認して撮影しています

  砂湯は川底から湧き出る温泉を利用した天然の露天風呂です。地元の方々によって管理され、無料で開放されています。温度の異なる3つの温泉がありそれぞれ「子宝の湯」「長寿の湯」「美人の湯」と呼ばれています。一部には屋根もありますので、多少の雨や日差しはしのぐことができます。脱衣場は男女別で簡易的な小屋(写真右奥)があり、そこに棚があるのでそこで着替えて荷物を置きます。コインロッカー等の鍵付ではありません。また、川から温泉が湧いているだけなので、当然ですが、シャワーもありません。しかし大自然の中での露天風呂は格別でした。

砂湯

 入口には大きな石があり「名泉砂湯」と刻まれています。風格を感じます。

露天風呂の日発祥の日

露天風呂の日

 このような石碑もありました。6月26日は6.26(ロ・ブロ)で露天風呂の日で、湯原温泉が制定したそうです。

マナー

砂湯

 公衆の混浴施設で、地元の方々が守ってきたものなので、マナーを守って入浴しましょう。

アクセス

湯原温泉砂湯へは、大阪、神戸から車で約2時間30分~3時間です。
米子自動車道の湯原ICから車で約15分です。

最後に

 本記事では、湯原温泉の「砂湯」についてご紹介しました。情緒を感じることができる街並みに、最高の泉質の温泉に最高のロケーションで癒されることができます。大阪、神戸からも車で約2時間半で行くことができるので、みなさまもぜひ特別な温泉を体感してみてください。
 しかし、公衆の混浴施設ということで、少し抵抗のある方もいらっしゃるかもしれません。そんな方は以下の記事をご参照ください。近くにあるリーズナブルな露天風呂施設をご紹介しています。我が家も奥さんは砂湯には入らず後で一緒にそちらに行きました。