松茸ご飯を飯盒炊飯で

「味覚の秋」と言われるほど、日本では秋ならではの食材があります。「サンマ」「牡蠣」「栗」「ぶどう」等たくさんありますが、中でも「松茸(まつたけ)」は上品な香りで、多くの方に好まれています。調理方法も「炭火焼き」「お吸い物」「茶碗蒸し」「炊き込みご飯」と様々な形で松茸の香りを楽しむことができます。

また、秋は「行楽の秋」とも言われ、アウトドアのトップシーズンでもあります。最近では、キャンプやバーベキューが流行していますが、本記事では、アウトドアでも秋の味覚を楽しめるようにと、「飯盒炊飯」で「松茸ごはん」(まつたけご飯)の作り方をご紹介します。
バーベキューと言えば、やっぱりガツンと「肉」「ウインナー」「焼きそば」というのも一つのスタイルですが、秋にバーベキューをする際には、せっかくですので、「サンマの炭火焼」「松茸ご飯」といった秋の味覚を楽しむのも一つのスタイルではないでしょうか。
材料(2合分)

- 松茸(2本)
- ご飯(2合)
- 【A】昆布だし(30分~1時間昆布を水に浸けるだけ)2カップ
- 【A】醤油(大さじ1.5)
- 【A】料理酒(大さじ2)
- 【A】塩(少々)
作り方
下準備
1.ご飯を水に浸けておく(30分~1時間)
※後ほど水を切るので、お米がしっかり水に浸かれば水の量は適当でかまいません
2.松茸の汚れをとる(さっと水に通して、キッチンペーパー等で水気をとる)
3、松茸を食べやすいな大きさに割く(縦に半分に切ってから、手で割く)
4.【A】(昆布だし、醤油、料理酒、塩)を混ぜる
炊き方

1.水に浸けておいたご飯をざるにあげ、水気をとる
2.飯盒に水を切ったお米を入れる
3.飯盒の2合の目盛の少し上(1mmから2mm)まで、【A】を入れる
※全て入れるのではなく、必ず目盛りを優先してください
4.松茸をごお米の上に分散させて乗せる
5.火を点けて炊く
6.火を止めて、蓋をしたまま15分程度蒸らす
※炊き込みご飯の場合は、ひっくり返さずにそのままの状態で蒸らす
■私が実践している飯盒炊飯の炊き方は以下の記事を参照してください
盛り付け
炊きあがって蓋を開けて、軽く混ぜ合わせてください。(蓋を開ける前に、飯盒を火から離したあと、必ず15分ほど蓋を閉めたまま、蒸らしてください)
そのまま、盛り付ければ完成です。

さいごに
今回は、秋の味覚の王者「松茸」を使った「松茸ごはん」を飯盒炊飯での作り方をご紹介しました。
市販の「だし」を使わなくても、水の代わりに昆布だしを使うだけで、本当に美味しくしあがります。炊飯器でも美味しくできますが、キャンプやバーベキュー等の野外で楽しむ松茸ごはんも格別です。飯盒炊飯ならではの「おこげ」を楽しむこともできます。
お好みで、こんにゃくを入れたり野菜を入れたりすることもできますので、ぜひアレンジして、最高の「オリジナル松茸ごはん」を探してみてください。
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